第1回 プロローグ

初めまして。深山サキです。風俗歴2年半です。短いのか長いのか判断しかねますが、わたし自身としては何だかあっという間だったような気がします。是非わたしの「風俗」生活を、自分自身の視点でどきどきしながら書きたいと思っていますので、よろしくお願いします。

さてさっそくですが、一般的に「風俗」というとどんなイメージを浮かべるでしょうか?わたしがまだ、「風俗」というものがどういうものなのか把握していなかった時の印象は、最悪でした。

「汚い(不潔)」「陰気」「下品」「ハード」

と言った具合です。そして、ヘルスだとかイメージクラブ、ソープなどの業種はそれぞれ別のものだとは思っていませんでした。すなわち、「風俗」=「セックスをするところ」だと思っていたのです。なので、「素股」と言ったものが一体どんなものなのか、全くわかりませんでした。

現在は見かけなくなりましたが、少し前まで歌舞伎町を歩くと、おじさんが持った大きな風俗店の看板に、

「ハード性感  リップサービス、素股、オール生!」

などと書かれていた記憶があります。一体、ハード性感って何をするところなのだろう?リップサービスは何となくわかりますが、素股って何!?と疑問を抱かざるを得なかったのです。わたしにとって「風俗」とは未知の世界であり、それと同時にとても嫌悪を感じるものだったのです。

「風俗嬢」に対してもいい印象は持っていませんでした。”ワケあり”な女の子ばかりが働いていると思っていたのです。これは侮辱を含んだ偏見です。確かにそれぞれ事情はあると思いますが、少なくともわたしが接した女の子たちは、普通のいい子ばかりでした。偶然運がよかったのかもしれませんが、想像と現実のギャップがあるのは確かです。わたしはこの仕事を選んでよかったと思っています。ただ、それにも色んな不安がつきものですし、怖い思いもしました。これから色々お話したいと思っています。

2005.01.14

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