第4話 キャラ作り

こんにちは、鈴音です。
なんだか予想以上にたくさんの方が読んでくれているようで、しかもメールまでいただいちゃって、嬉しいかぎりです。なかなかお返事できませんが、頑張って書き続けていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

さて、今回はキャラ設定について。
言うまでもなく、男の人の好みは千差万別。
だから風俗でもキャバクラでも、色んなタイプを揃えておかなきゃいけない。
ライブチャットもご多分にもれず。

癒し系のカワイ子ちゃん、太っ腹な姉御肌、ギャル系、ちょっとSっぽいきつめ美人、元気をくれるネアカちゃん、「欲求不満お兄さんいらっしゃい」のエロエロお姉さん、まぁ挙げていくときりがないが、皆色んなキャラに自分を設定していたものだ。

キャラ設定か、さてどうしよう、と私も考えた。
男の人に広く愛されるキャラというと?テレビを付けて、なぜかアヤヤを見ながら考える。可愛くって、元気よくって愛想良くって、ちょっとブッてて、でもちょっとバカそう。う~ん、このセンかな~?

幸い私はちょっと可愛いので(自分で言うな!)、とりあえずこの路線でいくことにした。普段は関西弁のくせに無理やり標準語を喋り、小首傾げて見せ、無料チャットスペースには「やだぁ、恥ずかし~~♪」「え~分かんな~い☆」などという、本来の私を知っている人が読めば噴飯ものの書き込みが溢れるのなんの。今思い出すと顔が熱くなります。

ところが、客はつかない。とかく新人は客足の遠いもの。とはいえ、8時間もいるのに2、3時間しか2ショットのない日が続くとさすがにめげる。最初の一ヶ月はとにかく暇で暇でしょうがない。こりゃだめだ、いつ辞めようかと算段する毎日だった。

スタッフから有力アドバイスを受けたのは、そんな折だった。「京都出身でしょ?関西弁出せばいいのに。関西圏のお客さん多いし、結構ウケいいよ」
ふむ、確かに私にアヤヤは無理だ。そりゃ顔は可愛いが(まだ言うか!)、そう、私は関西人。土曜のお昼はよしもと新喜劇を見るためにランドセルカタカタ言わせながら走って帰ってたようなお笑い系女だ。カワイ子ちゃんっぽく振舞うのは自分でも辛い。

そこであっさり路線変更。ボケとツッコミを交えつつ、気さくな面白い女の子で行くことにした。つまりほとんど「素」である。
無料チャットのログも、ちょっと面白い言い回しを心がけた。そうこうするうちに興味を持ってくれる人が増え始め、君と話してると面白いからまた来ちゃった、とリピーターも定着していった。

キャラは本来の自分とかけ離れすぎてはいけないようだ。必ず無理を見破られる。そしてそれは下手をすると反感となって帰ってくることもある。「○○ちゃん(他の女の子)って、ブリすぎててむかつく」という悪口を私に言った客もいた。(わざわざそういうこと言う男もどうかと思うが)どうやら皆、「作られたもの」には敏感に反応するのだ。

こういうところにアクセスする男性は何も雲の上のスターを求めているわけじゃない。女の子のお部屋にちょっと遊びに来てお話をしているという雰囲気を味わいたいのだ。だから自然体で会話できるなら、それがベスト。

2003.09.30

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《坂井鈴音へ一問一答》
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> 初体験はいくつの時ですか?

18です。

<つづく>

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