第2回 サービス

風俗業って究極のサービス業じゃないかなって、桃子は思うのね。

だって見知らぬ男性のチ○チ○をくわえちゃうんだから。まさに体当たりの仕事。いかせるってことが義務づけられてるところだから、まさしく体力、精神力勝負。ほんとに大変な仕事だと思う。

桃子がはじめびっくりしたのが「素股」ならぬサービス。擬似セックスってとこなんだけどなかなか難しいの。それに腰がくだけそうになっちゃったこともあるしね。素股って股にお客さんのアレはさんでこする作業を繰り返すものなんだけど、それだけじゃあなかなかイカないんだな、これが。だけど、素股好きなお客さんって結構いて、長いこと要求されちゃうの。そうすると桃子の腰は悲鳴をあげちゃうってわけ。滑りをよくするためにローション(これは海藻でできているとか)を塗ってシコシコやんのよね。

もちろん“入れない”が原則でこっちはやってるんだけど(ヘルスの場合)お客さんはその中途半端さに耐えきれなくなって、「ちょっとだけ!」って要求してくるの。うけるのが「1cmだけ!」「動かさないから入れるだけ!」のたぐいのやつ。嘘つきなんだ。もし桃子が「じゃあその約束、絶対守ってね。」って入れた途端に腰振るくせに。

男って嘘つきだなぁ~って悟ってしまったのは風俗のせい。何千人もの男の人を相手してきたけど、妙に悟って冷めてしまったのはいいんだか悪いんだか。う~ん・・それでも桃子は男の人ってかわいいから大好き。性欲ってやっかいで男の人って大変だなって思うし。

こっちが目つぶって感じまくってたら、黙って入れてた奴にはまじでキレたけどね。もちろん控え室で(笑)プロはよっぽどのことがない限りはお客さんの前ではキレちゃいけないって桃子は思ってるからさ。

2003.08.10

桜木桃子

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