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第5回
初めての接客(1)
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「ゆいちゃーん、お客さんホテルに入ったから。
Aホテルの306ねー行ってきて〜」
きたっ
ついにこの時が来てしまった!
あの重いプレイバックを持って待機部屋をでると
小沢さんが、
「お財布とか私物は置いていってね、携帯電話も
で、これがお店の名刺。
ホテルに入ったら事務所に電話して。
で、終わったときも電話ね。」
了解です。
「あっ、それからお客さんの名前は鳩山さんね。
ちょっと予約が前後しちゃって、新人をお願いするお客さんじゃないんだけど、そんなハードなことしない人だから大丈夫だよ」
えええーっ
大丈夫だよってあなたー
行くのは私よぉぉ
初心者専用の人じゃないの?!
いきなり例外でスタート?!
びっくりしてぽかんとしてても、拒めるはずもなく
ほらほらと事務所を出されてしまいました。
306だからねー電話ねー
とにっこり送りだされました。
事務所からホテルAまでは徒歩3分。
一番近いホテルだそうです。
306、306・・・
あぁ、パネルの電気が消えている。
人がいるってことね。
エレベーター・・・あった。
乗ろうと▲ボタンを押すと、フロントからおばちゃんの声。
「お客さん、どこの部屋にいくの?」
「さ、306です」
「はぁーい。いってらっしゃい」
な、なるほど。
フロントに行き先を告げないといけないのね。
そんなの教えてくれなかったなー
部屋の前で心臓が飛び出しそうになりながらチャイムを鳴らします。
ドアの向こうで人の気配。
カチャ
ドアが少しだけ開きました。
ゆ、ゆいこです。鳩山様ですか?
どうやらそうだったようで、無言でドアを大きく開けてくださいました。
おずおず入ります。
は、はじめまして・・・
靴を脱いで、お客様にご挨拶を改めてきちんとして
お店に電話しますね
どうぞ
ホテルの電話から事務所に電話をします
「はい、SMクラブです」
ゆいこです
「あっ、はいったぁ?じゃあ鳩山さんに14時からですって伝えて。じゃ」
はい
ベットに腰掛けて、たばこを吸っている鳩山様に
14時からです、と言いました。
わかった、という返事の変わりに、まだ長いたばこをぎゅっと消した鳩山様。
30代くらいで短髪。ネクタイで仕事している感じはしませんでした。
Tシャツにジーンズです。
続く
2008.10.22 |
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ちょっとマジメな風俗噺Part17

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創刊:2008.09.24 |

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更新:2008.12.30 |
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