私は買われたい女2 -河野美雨-

信頼できる旦那と可愛い我が子。このままでも十分幸せなはずの河野美雨が風俗嬢になって名古屋に戻ってきた!家庭で見せる妻の顔と、店で見せる風俗嬢の顔。包み隠さずお見せします。

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私は買われたい女Part1

第14回

辞めさせられる風俗嬢(2)


「美雨ちゃん、明日からお店こなくていいよ」

生理休暇明けに、スケジュール確認しようと店に電話をかけたら、店長に唐突にそう言われた。
でも、私はなんとなくそういう事になるのではないかと予感していた。
だから、問い詰めることもなく「はぁそうですか」と電話を切った。

働いていた店は、完全個室待機。客につきっぱなしでもない限り、当然接客と接客の間に時間があく。(これをインターバルという)
このインターバルに、店長は頻繁に部屋にやって来た。
仕事のことを話すわけでもなく、ただダラダラと日常の事を喋るのだ。
私は元来寂しがりやなので、完全個室待機で仕事中喋るのは客だけ、という環境はつらかった。
だから、頻繁にやって来てくれる店長に、少しだけ感謝していた。
そこで甘い顔をしていた私がいけなかった。「迷惑なんで」と突き放せば事は重大にならなかったのだ。
日がたつにつれ、店長との距離が短くなる。
そのうち肩に触れる様になり、手に触れる様になり、抱きしめられる様になり、とうとう「再講習」という名目で一線を越えてしまったのだ。

ボーナスシーズンになり、女の子が一斉に増えた。
完全個室待機制度は当然機能しなくなり、私は待機室に行くことが多くなった。
待機室にいて喋ることといえば、店の愚痴しかない。店長の話題も当然出る。
だが誰も店長のセクハラに関しては言葉にしないのだ。
誰もがやられていて、怖くて言い出せないのかもしれない。
それとも、もしかしたら私だけが被害にあっているのかもしれない。
私は戸惑った。仲の良い友達が増えていくにつれ、私は店長となるべく顔を合わせないようにした。
個室にいる時間が長いときは、必ずフロントにコールし、控え室に行く事を申し出た。


そんな私の態度を見て、店長も気づくところがあったのだろう。私を避けるようになった。
仕事自体は特別苦にならないものの、こういう環境のせいで私は仕事へ行くのが嫌になった。
でも、さぼる事だけは絶対にしなかった。
どうしようどうしようと思っている矢先に、突然の解雇宣言をされたのだ。
私の心はほっと軽くなった。

本当はこの話をしようかとても迷っていた。
これを知り合いに見られてしまえば、簡単に私だとバレてしまう恐れがあったからだ。

それでも、無かったことにはできない。
心の中にモンモンとしまっておくより、書いたほうがスパっとするのかなぁと思ったのだ。
そして、書いたら本当にスパっとした。

私が今働いている店は、従業員同士の確執もセクハラもないし、かなり充実した環境だ。

とても楽しくやれている。
真面目に働こうと思っている女の子にとっては、こういう店ってとても悪だと思う。
どうか店選びは慎重に。
従業員同士で何か嫌な事があるなら、私みたいに耐えて働く必要は全く無い。
優しく、そして時には厳しく受け入れてくれる信頼できる店は必ずあるから。
どうせそんな店はそのうち、女の子も寄り付かなくなる。
女の子がいなけりゃ、客も来ることはない。潰れるのがオチだ。

2006.03.07


河野美雨

私は買われたい女2|河野美雨


 

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更新:2008.09.20
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