風俗店Kの店長日記 -村木 治-

人生30年間における絶頂と奈落の底を経験した魑魅魍魎な世界…風俗業界。オモテからは分からない元風俗店店長の実体験からおおくりする風俗嬢の実態と業界裏事情。これを読めばあなたも風俗店を開業できるかも?

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2人目のエースは「ゆい」です。
彼女は、僕の出会い接してきた業界の女性の中でちょっと変わった存在でした。一見すると地味な感じでスタイルはよかったのですが派手さは全く無く、古風で大人しい女性でした。彼女の入店のいきさつはとても複雑で不幸なものでした。

彼女は入店前も別の風俗店で働いていたいました。そこの店は、露骨にヤクザ組織の組員が経営する店で、それこそ上は社長から下は店の運転手のはてまで組員を使っているとんでもない店でした。士族の商法ならぬヤクザの商法とでも言いましょうか、前面に組織や組員を持ってきているからとは申しませんが、はっきり言って人気の無い店でした。

通常、人気があり売り上げの上がる風俗店というのは、女の子の見た目と接客内容が同等の高いレベルでなければ人気なぞ出ません。低脳で面子しか気にしないバカなヤクザ者ごときに、この田舎で月間500万円以上の純利を出す店舗運営など出来る訳が無いのです。

「ゆい」のいた前の店は、店全体の売り上げが月間100万円前後しか無かったそうです。当然、その店は経営が苦しくなり立ち行かなくなります。そこでその店は、女性従業員に何かにつけて罰金と呼ばれる金を取っていたそうです。

「ゆい」もとんでもない罰金を取られていました。遅刻1回1万円、欠勤1回3万円だそうです。考えられない額です。お客様の注文もほとんど入らない店だったらしいので給与も考えられないほど少なかったみたいです。朝の開店から深夜1時まで働いて、日給1万円にならない日がほとんどだったらしいです。
罰金額が給与を上回り、風俗で働いているのに借金が膨れていたそうです。

「ゆい」は、僕のいた店で働いていた友人の女の子に相談したそうです。その話しがオーナーの耳に入り、彼女の入店が決まりました。ただし、同業者からの引き抜きの為、揉め事にならないように「ケツ持ち」と呼ばれる僕のいた店のバックにいるヤクザ組織に頼み、円満に退店出来るように相手に圧力をかけたそうです。

「ゆい」は借金(罰金)の立て替え分の返済を働きながら行うことになりました。彼女の返済額は○×△万円。普通の考えでは返済に3年以上掛かる額なのですが、彼女自身の頑張りと超が付く程の素人っぽいキャラクターがお客様に愛され、エースなり店側の売り込みが実を結び、彼女の借金は1年も掛からず完済してしまいました。その後、「ゆい」は1年半程在籍し、ウン百万円の金を貯めて風俗を卒業していきました。

その後、彼女は当時付き合っていた彼氏と結婚して幸せな生活を送っているそうです。今後この業界に二度と戻ってこないことを祈っています。

2006.01.23


村木 治

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