誰にも言えない私の秘密 -響風子-

普通の地味な女の変貌記。忌まわしい過去を前向きに変えたものは?。レイプ、ファンである人との夜、借金から始めたホステス、人には言えない仕事?こんな経験をしてしまうとは!濃いぃー秘密をリアルに告白。

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ナイショの仕事8【ホステス2】

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不倫?ファーストキッス

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緊張、言うことが出来・・

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新シリーズ・ナイショの仕事1【きっかけ】

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憧れのミュージシャンに愛人が

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由美子の秘密だった、その後/第三部へ

20

狸寝入りの恐怖

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由美子の友達は・・

18

メールのお返事と今後のあらすじ

17

コンサート、思わぬ外泊

16

ファン心理

15

この声だけでエクスタシ−/牡丹と薔薇最終回

14

牡丹と薔薇/Tさんの正体(ブレイク)

13

夜の大食症

12

ファンに手を出すのって・・オイシイ?

11

○○=友情?妄想?嫉妬?葛藤?

10

追っかけファン女同士の○○

09

レイプの告白。質問します!(ブレイクPART2)

08

初めての産婦人科で・・

07

セカンドレイプ

06

悪夢その後

05

どうなっちゃうの?

04

ブレイクタイム

03

感じちゃあダメ!

02

恐怖・不安・絶望感

01

「助けてぇ〜!」

00

プロローグ・女は変わる!

第36回

言えるかな?


いやぁ恋をすると、今までの自分の頑なな気持ちがガラっと変わってしまうものですね。
まず、今までのあらすじから書いてますが、今週号のストーリーが即、気になるという方は、お手数かけますが以下の・・・・・・の点線以下へ目を移して下さいね。

最初から8話まではレイプの体験談。

10話〜21話では男性不信を経て、ようやく憧れたのが手の届きそうで届かないミュージシャンで、デブからスリムへ、ファッションなど、少しずつ自ら女の感覚に目覚めていくと同時に女友達とのトラブル発生。

そして現在執筆中の第三部は・・
別のミュージシャンへの追っかけで、妻子がいながらも愛人(ミキ)がいることを知りショックを受ける。
反発心を持ちながらも何度もライブへ通い、そのプレイへの感動と人柄に惹かれ憧れの男性だと意識する。
あまりの感動から気持ちを抑えきれず、個人的に会って話をしたいと書いたファンレターを送った。
その日が迫り不安になり親友(みどり)に相談するが、何故か本気で抱かれてみたいと思っていたことに気づく私。
(以降下記本文でお楽しみ下さい)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私「ごめん・・。私、やっぱりYさんが好き。それも抱きしめて欲しいねん。
こんなこと考えるのは私らしくないかもしれへんけど、今はYさんのことが頭いっぱいで・・」

み「ほんまにそう思ってるん?、もし妊娠したらどうするん?
念のためコンドーム持って行きや!って、そうゆう問題じゃなくってそれは風子の一生を左右する出来事になるかもしれへんねんで!。Yさんは奥さん子供もいるんやし、おまけに愛人もいるらしいやん。おらへんとしてもそうゆうことをしてた人や。そんな人に抱かれてどこがエエっていうの?。
風子にはもっとふさわしい人がいるって。そんな、風子のことなんて遊びでしか見てないって。‘据え膳食わぬは男の恥’って言うやろ」

私「・・そうやと頭がわかってはいるけど、体が・・」

み「風子な、今そう思って行動したら後悔するって、絶対。
今は好きやからそうとしか思わへん気持ちもわからんことないで。
でもYさんのファンやろ、奥さん子供もいてる。
風子にそんなことで自分を見失ってほしくないねん。
後で愚痴聞かされるのも嫌や。もっと自分を大切にしいやぁ〜男なんて星の数ほどいるんやからなぁ。
Yさんの音楽、めっちゃ好きなんやろ?、だったら憧れの、きれいな気持ちのまま持ってたらいいんやよ。危ない行動に向うのはあかん、風子らしくないで。だからな・・、勇気出してさっき言うた言葉で断わり〜よ〜、なっ!」

私「そうやね・・みどりの言うとおりやわ。情けないね私。考え直すわ」

長電話の後、自分がまさかあんなことを考えていたのか?!と初めてわかった。
Yさんをなんでこんなに好きになってしまってたのか・・?
みどりに電話したのは、そんな私の不埒な思いを、一掃してもらいたかったのかもしれない。彼女の言葉は十分説得力があった。
ふっきれた思いと同時にライブ当日、どんな言葉でいつ、どんな顔で言えばいいのか?、暇さえあれば考えてた。
けど、その言葉を言うのが怖い、勇気がいる・・。

とうとう東京のライブ当日、上京した。
Yさんへの言葉の決意は固かったのだが・・。

Yさん、手紙、覚えてくれてるかなぁ?・・
こんなに思い悩んだわりに、ライブで顔を合わせても、打ち上げにミキちゃんが来てたり、早々に帰されたりするんじゃないだろうか?。
でもそれなら諦めがつく。諦めってね、私が手紙に書いたことで‘その気’があると受け止めていたらどうしよう・・?!ということに対してこっちは何もしなくっても済むからね。
どうであれみどりに相談して、やっぱりダメな、不埒な気持ちに見切りをつけYさんへはあの手紙のことを詫びようとばかり考えていた。

いつもならワクワクするはずのライブ前の時間が、この日は移動中ずっとそんなことばかり考えて、ちっとも楽しみとか、心から浮かれる気分にはなれなかった。

‘あ〜、もう帰りたい!’
Yさんのライブに行くのに、初めてそう思った。
‘何考えてるの?、何もないかもしれないのに、大袈裟な。考えすぎよ私・・’

もうライブハウスが空いてる時間だ。
お店のあるビルのエレベーターに上がる時、ドキドキが止まらない。
‘でも入ってすぐ言う話じゃないんだから。あくまでタイミングを見計らって・・ね!’
ライブの休憩時間あたりがいいかと思っていた。
とうとうお店に着いた。リハ中だった。一番乗りだ。
演奏中だったので笑顔でYさんへ会釈し、Yさんも演奏しつつ「オッ!」と手を挙げて応えてくれた。
リハも終わり、いつもはファンらと談笑する時にも、彼らの控えてる場所へも行かず、一人でじっとしていた。
行こうかと思いかけたけど、でも足が動かない。
先に側にいるファンの人達と楽しそうに話してるから、まぁいいかって。
でも普段なら行ってるはずなんだけどなぁ・・。

1stステージが終わり休憩時間になっても行かず、2ndステージが終わっても行けず・・。
とにかくこの日の私は暗かった。
Yさんがこっちを見てるような気がしたが、私はYさんへは開口一番‘アノこと’を言わなきゃって思ってたので、最初っから談笑する気になれなかったのだ。
それにしては周りに人が多いので、どうやって他の人に聞かれないように話すか?が難しかったし、様子は伺っていたものの、タイミングがとれなかったせいもあった。
そうこうしてるうち、3rdステージ(こうゆう日に限って3回ステージもあるんだから!)も終わり私の‘どうしよう、どうしよう・・!’がどんどん高まり胸が苦しかった。
あまりに苦しいので、トイレに行って、その後こっそり帰ろうかとも思った。
トイレから出てお店の中を見ると、Yさんと目が合ってしまった。
そしてやっとこさ私はYさんがいるお店の奥の場所へと向った。

私「お疲れ様でした」

Y「どないしてたん?全然こっちに来ーへんし」

私「いやぁ・・、ちょっと夢中になってた本があったので・・。ちょっとしんどかったんですけど、トイレ行ったらスッキリして(笑)もう大丈夫ですよ」

笑いながらも適当に自分の気持ちをごまかした。

Y「今日はゆっくり出来るんやろ?」

私「ん・・、ちょっと話したいことが・・。ちょっとここではナンなんで・・」
人気のないお店の柱前にYさんを引っ張った。

2004.09.17


響風子

誰にも言えない私の秘密



 

 
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創刊:2003.09.25

更新:2008.10.14
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