誰にも言えない私の秘密 -響風子-

普通の地味な女の変貌記。忌まわしい過去を前向きに変えたものは?。レイプ、ファンである人との夜、借金から始めたホステス、人には言えない仕事?こんな経験をしてしまうとは!濃いぃー秘密をリアルに告白。

風俗噺カテゴリ
ゆいこの事情
by 河合優衣子
バイセクシャル“はるか”
by 大月はるか
誰にも言えない私の秘密 by 響風子
風俗店Kの店長日記
by 村木 治
風俗嬢の人間観察
by 佐藤明子
私は買われたい女2
by 河野美雨
男を買う女たち
by 織田博和
まどかの風俗体験記
by 大内まどか

ちゃんねる69
by 深山サキ

私は買われたい女
by 河野美雨
チャットレディー“すずね”
by 坂井鈴音
風俗噺Part5
by 藤山たまき
風俗噺Part4
by 桜木桃子
風俗噺Part3
by 蝶野かおり
風俗噺Part2
by 春間玲花
ストリッパー綾乃
by 秋月綾乃
ちょっとマジメな風俗噺
by 月沢美夕
風俗嬢オススメ厳選ストア
 
響風子ご案内
マガジン発行履歴
響風子自己紹介
あなたもライターになれる
 
響風子のエッセイ

41

ナイショの仕事8【ホステス2】

40

不倫?ファーストキッス

39

ナイショの仕事7【撮影モデル1】

38

緊張、言うことが出来・・

37

ナイショの仕事6【出来なかったことをやろう?!】

36

言えるかな?

35

ナイショの仕事5【印象深いお客さん1】

34

みどりの説得

33

ナイショの仕事4【会社を辞めよう!】

32

恥ずかしいファンレター

31

ナイショの仕事3【ホステス1】

30

危険な女

29

ナイショの仕事2【テレホンレディ1】

28

真夜中の衝動

27

新シリーズ・ナイショの仕事1【きっかけ】

26

本音で語り合った夜

25

どうしてこんなに気になるの

24

あんなにムカついてたのに

23

音楽が汚れてきこえてたけれど

22

憧れのミュージシャンに愛人が

21

由美子の秘密だった、その後/第三部へ

20

狸寝入りの恐怖

19

由美子の友達は・・

18

メールのお返事と今後のあらすじ

17

コンサート、思わぬ外泊

16

ファン心理

15

この声だけでエクスタシ−/牡丹と薔薇最終回

14

牡丹と薔薇/Tさんの正体(ブレイク)

13

夜の大食症

12

ファンに手を出すのって・・オイシイ?

11

○○=友情?妄想?嫉妬?葛藤?

10

追っかけファン女同士の○○

09

レイプの告白。質問します!(ブレイクPART2)

08

初めての産婦人科で・・

07

セカンドレイプ

06

悪夢その後

05

どうなっちゃうの?

04

ブレイクタイム

03

感じちゃあダメ!

02

恐怖・不安・絶望感

01

「助けてぇ〜!」

00

プロローグ・女は変わる!

第26回

本音で語り合った夜


彩子が目の前の階段をスタフタ下りてるところで声をかけた。

彩「あぁ!、風子ちゃん。よかった〜会えて。私ね、今日は用がなかったみたいだったの・・」

私「え〜っ、どうして?」

立ち話もナンだし2人おなかも空いてたので、どっかのお店に入ろうということになり、彩子は大きなカメラセットを駅のコインロッカーに預けた。
今日は横浜に住んでる兄の家に泊まるのだと言う。居酒屋に入った。

彩「あれから楽屋に行ったらSさんが機嫌悪くって。
大変なライブで神経が高ぶってたせいもあるけど、別の雑誌社のカメラマンが来てるから来なくてよかったのに、なんて言うの。
写真撮ろうとしたら邪魔だ邪魔だ!って。
だから居場所なくって席もないし、楽屋の隅っこで辛かったんよ・・」

そんな様子では当然打ち上げに参加出来る訳もないのだと。

私「折角大きなカメラ機材も持ってわざわざ大阪から来たのに、Sさんこれじゃああんまりやん!可愛そう・・。
そやけどまぁ、落ち込んでも仕方ないよ。
今日はたまたま運が悪かったんだって。Sさんって荒っぽいとこある人だもん、また次の機会にでもあっけらかんとして迎えてくれるって。
私やったらまた会うのが怖いと思うけど、彩ちゃんにはカメラっていう武器があるし、すごくSさんが好きってわかるもん(笑)」

彩「ありがとう。あ〜、風子ちゃんに後で会えてよかったわ。
もうあれで一人で帰ってるだけだったらやりきれないもん。
今日、Yさんには会ってないよね?」

私「うん。会いたかったけど・・早めに着いてたから、楽屋口探してたんだけどわからへんでね。今回このホールは諦めたわ。
でもね、今日ロビーでね、出演者へのプレゼントのお預かりコーナーがあったんよ。そうゆう場所を作ってるって珍しいやん、それで明日も行くから昼間に何か、プレゼントと手紙を用意しようと思って。いいと思わへん?」

彩「へぇ〜、それはいいね。明日も見るんだ、いいなぁ・・。私は明日に帰らないとあかんから、残念やわぁ」

彩子は私がYさんと会う以前から、同じグループのリーダーSさんを追っかけてたから色々知ってそう。

私「ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・前、京都のライブでさぁ気になってたんだけど・・、あのぉ〜、Yさんの側にいた髪の長い細目の女性、あの人ってYさんとどうゆう関係なのか、知ってる?」

彩「えっ(苦笑いしながら)そんなこと知らないよぉ〜!。聞けないって」

私「そりゃそーだろうけど(苦笑)。でも近いとこにおったし、何かあの子と喋ったり聞いたりしてなかった?何か知ってることないかな?って思ってさぁ」

彩「話さなかったよ〜。見たらわかるもん。そんなこと皆見たらわかるでしょ〜。でも私もちょっとアレはないんじゃないの?って思ったけどね(笑)」

私「でっしょ〜?!。
私ね、あのライブで初めてYさんに会ったから、すんごくショックだったんよ。
もうファンやめようかと思ったりして。
でももう最近はあの子を見かけないからいいんだけど」

彩「じゃあ今がチャンスじゃない、あの女から奪っちゃえばいいのよ!」

私「ええ?何言ってるのぉ〜!。私はそんな気なんてないよ。
純粋なファンなんだし」

彩「うそぉ〜!、大好きだって顔に書いてあるよ」

話が長くなるので省略したが、ここの23話の話や京都以降のこれまで見たライブでのYさんの話を興奮気味に話してたのだから、その様子で私はYさんに対し、恋愛感情を持って見ていると思われたのだ。

私「じゃあ彩子ちゃんはSさんのこと、どう思ってるの?」

彩「好きだよぉ〜」

彼女は恋愛感情でSさんを見ている。そして電話もあるという。オブラートにくるみながらだけど一緒に夜を過ごしたこともある、優しかったなどと言った。

私「そうなん・・あのSさんとね〜、凄い!。私なら考えられへんわ〜」

彩「なんで〜?だってYさんが好きなんでしょ?そんなこと思わない?」

私「だから、そーゆー関係は困るんよ。奥さんもいるんだし。
じゃあ彩ちゃんは奥さんや子供に悪いとかって思わへんの?」

彩「・・違う、違うの。見方が。
Sさんはその辺ちゃんとわきまえてる人だからね。Yさんもそうだと思うよ。
でも私はずっと追っかけられる訳じゃないし、別の場所に別の人がいるかもしれない、私の知らないところでは仕方ないと思ってるし。
でも私はSさんが好きだからそれでもいいのよ」

私「わからへん、その考え方」

彩「私だって風子がわかんないよ。なんかもったいない。
自分の本当の気持ちに無理に蓋をして、閉じ込めてる感じがする」

私「う〜ん、好きだけどなんかね、怖いんよね・・。
恋愛経験少ないし、ってゆーか、身近な人と恋愛したことないし。
あくまで私はYさんの音楽が好きでファンやもん、それってヤバいやん。
でも・・Yさんほど好きになった人はおらへんかった」

彩「そうなの・・それじゃあ慎重になるかもね。
でもYさんは誰でも知ってる人でもないし、ガードの固いスターでもないんよ、ミキちゃんと堂々としてたんだし、私だってSさんと親しくなったんだし、チャンスがある相手なのよ!
勇気を出して自分の気持ちに素直になってさぁ、一歩踏み込むのと諦めて見てるだけじゃあ全然違うよ。もっとYさんのこと知りたいでしょ?」

私「う〜ん・・確かにもっともっと知りたいし喋りたいよ。
とにかく話してると楽しいねん。
曲も聴いてると、なんか自分のためだけにやってくれてるような気になってたりするし・・。
でもなぁ、あんな愛人がいて今はいるかわからへんけど、
こんな私なんかが対象として見てくれる訳がないって!」

彩「それをね、言葉や態度でそう思わせるようにするの。
もったいないなぁ〜そんなに思ってるのに・・わっかんな〜い?!
Yさんは風子ちゃんが自分に気があるってわかってるって思うよ。
風子ちゃんがシャイでその気持ちを伝えられないって。
でもYさんは風子ちゃんがピュアだから、強引な手は使わんと待ってるんじゃないかな?。
女は抱かれてみてから男のことがわかるのよ」

私「じゃあさぁ、もしSさんに『もう来なくていい』って言われたらどうするの?。
そうゆう関係だったら辛くなったり終わりが来るかもしれないでしょ?。
だからプラトニックな思いでYさんを見ていきたいの。
私は不器用だし弱い。ずっとずっとファンでいたいから・・」

彩「・・そりゃあもしそう言われたら・・って考えると何も言えないわ。
プラトニックの方が続く・・それはもしかしてそうかもしれへんね。
あくまでファンだしね・・
もうそんなにそう思うんなら、ずっとその思いで見てた方がいいかもね。
・・あっもうこんな時間!早くしないと兄貴のとこに行けなくなるわ!」

お酒も手伝ってか、白熱の論議でもう終電間近になってしまってた。
最後はあまりに私が反論するもんだから、そのピュア?な気持ちに納得せざるをえなかった彩子。慌てて店を出た。
そこは私の泊まるホテルは徒歩で近いが、彩子の兄の家は電車でしばらくかかるとこ。
連絡先を交換し、これからはお互いファンも違うけど時々会えそう。
考え方は違えどお互い本音で語り合い、充実した夜だった。

私「楽しかったわ。気をつけて帰ってな。また明日の様子は報告するし」

彩子が切符を買うとこまで付き合って別れた。
ホテルの部屋に着いて暫くすると、フロントから電話が入った。

「今、○○彩子さんという方がお客様に御用があるということで、いらっしゃってますが・・」

2004.06.29


響風子

誰にも言えない私の秘密



 

 
たまごやの新着


創刊:2003.09.25

更新:2008.10.14
お店で買うにはちと恥ずかしい
デジタルたまごや