誰にも言えない私の秘密 -響風子-

普通の地味な女の変貌記。忌まわしい過去を前向きに変えたものは?。レイプ、ファンである人との夜、借金から始めたホステス、人には言えない仕事?こんな経験をしてしまうとは!濃いぃー秘密をリアルに告白。

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00

プロローグ・女は変わる!

第13回

夜の大食症


夕食後、待ってました!とばかりに餃子2人前、板チョコ1枚、ドーナツ3個ポテトチップス1袋、アイス2個を平らげた私・・。って、これは昔、毎日のように繰り返してた‘密かな楽しみ’だった。これまでの三話分の補足と今後のお話にも繋がってるので、途中で少し話に出た‘夜の大食症’についてお話しましょう。

そもそも夜の大食症とは・・普通に三食を食べ、夕食後にも関わらずお菓子などを大量に食べ尽くすことを毎晩のように繰り返す癖の人。一人暮らしの女性など、寂しいとか、仕事や人間関係のストレスなどを抱えている人に多いみたい。でも私は当時、実家暮らしで仕事柄帰りが遅く早くても9時、遅ければ11時半になることもあった。

両親は早寝早起きなので9時にはもう就寝してることが多く、私が仕事の日は据え膳で書置きされており、帰っても顔を合わす日がたまにしかなかった。当時勤めてたのが大型ショッピングセンターにある雑貨屋だったので、退社後にそのまま下にあるスーパーでお菓子を買い込んだ時もあれば、駅のシュークリーム屋、豚まん屋、ファーストフード、ドーナツ屋などで買って帰ることもよくあった。それも一箇所だけに留まらず、何箇所もの袋を抱え、まるで大勢が待っている場所に向かうのか?という位、買い込むことも!

電車を3本乗り継いで帰ってた時が一番凄かった。乗り換えの待ち時間がある時に売店とか、お土産屋さんがあるのに目移りし、そのまま足がそっちへ引きずられてしまってたんよね、あかん!今日はやめとこ・・と思いつつも3日連続で行ってしまったりとか。前種類制覇するぞー!なんてね(笑)、実際してたけど(爆)。

中でもチョコレートとポテトチップスがだ〜い好き♪CMで気になる新製品を始め、駄菓子、クッキー、菓子パン、ドーナツ、サンドイッチ、パイ、餃子、シュウマイ、豚まん、ハンバーガー、シューアイス、シュークリーム、アイスキャンディ・・etc。

それまでそんな大食症でなく、少し食べたいものをお土産的に買って帰る程度はよくあった。親にコソコソせず「そんなもん、ちゃんと晩御飯作ってるのに買って帰りなやー太るでー!!」と怒られてたけれど「エエやん、仕事がハードでおなかめっちゃ空いてるんやから。そんでちょっとあげるよ」と。親にもお土産の一部をあげてたので、まんざらでもない様子だった。けれどその量、回数が増えてきたので、帰るなりその荷物を見るようになってきていた。

その姿を即、玄関で見られるとそんな‘荷物’がバレてしまうので、門を音を立てないよう気をつけて開け、玄関前で中の様子をそぉ〜っと伺ってまだ起きてるようだったら、庭の植え込みの中に例の荷物を置いてから入る。そして用意された夕食をとり、その後親が寝静まると、これまたそぉ〜っと玄関を出てあのオイシイ荷物をとってくる・・。ただ、アイス系のものだけはヤバイので、親が起きている時は気になって仕方なく‘早く寝てくれ早く・・’と思っていた。そんな訳で暑い日で欲しい時は隠せる少量だけ買うとか、注意していたのだ。

そんで夕食も終わり、親も寝静まった一人のひととき。それは自分の一番落ち着く時間。夕食後のダイニングで目の前の面白い深夜テレビを見ながら、大好きなコーヒーを飲みながら、いつもの‘デザ−トタイム’がはじまる・・!

「さ〜あ、どれから食べようかなぁ〜♪」少し食べては少し違うものを食べ、少しずつ前種類をかじる。ドーナツなんか1個ずつ買ってるから、歯型が全部一口付いてる(笑)。至福の時。それからも他の種類も食べ、オイシイものは少し残して他のヤツを食べる。デザートが別腹という以上の量だ。むさぼり食いまくり満腹満腹して、苦しい程なのに満足満足。眠たくなってそのまま椅子二つを並べて寝てしまうこともあり、夜中にトイレで起きてくる父にその惨状を見られてしまったことも!あとゴミでバレるだろうから、自分の部屋に持って行って、他のゴミの下に入れて見えなくして出していた。

今思うと、夜の大食症になってしまったのって、働き盛りで仕事がハードで確かに夕食だけでもの足らなかったこともあったからかな、飲み会がメッタになかったし。それと元々食べることが好きだったけど、思い切り食べたいものをおなかいっぱいに食べるということがあまりなかったせいもあったと思う。それと働いて、やっと自分のお金で好きなものが買えるようになって、ファッションとかにそれまで多く費やしてきたのが、例の事件で自分が女である、それを活かすべくアイテムより、女と見られたくない思いが根っこに出来て、逆に醜くなっても構わない、今、美味しければ・・まさに色気より食い気が勝ってしまってたんだと。彼氏なんていらない!ってね。

当時はそれ自体が楽しみで、病的なんてちっとも思わなかった。夜の大食症なんて言葉は、それが自分の過去になってからテレビのドキュメンタリーで知った言葉だった位だもの・・。‘あ〜!昔私がやってたコトだわぁ〜!!。・・そっか私は寂しかったんだな・・。そうは思えなかったけど・・’

Tさんのために痩せたいというのはなかったのに、今度は違うジャンルのミュージシャンに興味が沸いてきて、夜のライブへ出掛ける回数も多くなってからか、大食症はいつのまにか終わり痩せていった。私はそれから暫くして一人暮らしをすることとなったが、一人暮らしを始めてからでも大食症はなかった。たまに仕事がハードでめちゃくちゃおなかが空いて、帰りにコンビニで色々買い込んで帰ることもあったけれども、メッタになかった。何故か・・?不思議だけど。経済的にムリとか、緊張感があったのだろうな。

あ〜・・でも今思い出しても恐ろしい程食べてたなぁ〜。もうこんな量、食べられへんしそないに食べたいとも思わへん。そやけどなぁ、そんでから痩せたら気持ちも変わってなぁ・・こないに見た目も中身も変わるとは思えへんかった。

2004.03.20


響風子

誰にも言えない私の秘密



 

 
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創刊:2003.09.25

更新:2008.10.14
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