バイセクシャル“はるか” -大月はるか-

最も身近な異世界、新宿2丁目。そこを夜な夜な闊歩するバイセクシュアルの私。女の子同士の恋愛を体験して、今まで見えなかったものが見えてきた。あなたもこの異世界、ちょっと覗いてみませんか?

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01 2丁目ガイド

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『2丁目デビュー』

第2回

初恋


 こんにちは。大月はるかです。 今回は、初めて女性に恋をした時のことを書きたいと思います。2丁目に辿り着くまでの道のりです。

 私は、初めから自分のことをバイだと思ってはいなかった。
 初恋も、初キスも初エッチも、全て男が相手で、それが当然だと思っていた。

 その私が、初めて女の子に恋をしたのは、中学2年の時。
 相手は、親友のかわいい女の子だった。 きっかけというのは特になくて、一緒にいるうちに、だんだん彼女を好きになっていった。違和感とかはぜんぜんなかった。
 中学生ぐらいだと、かっこいい女の先輩なんかに憧れることも多いが、私の場合はそうではない。その頃には既にセックスも経験済みで、事実、彼女に肉欲を感じていたのだから。

 多分、普通なら、そのへんで自分がちょっと人とは違うと気づくのだろうが、私はそうではなかった。
 その頃、同性愛というものも知っていたし、それが、どういう目で見られるものなのかも知っていた。が、私は、女だからではなく、たまたま好きになったのが女だっただけで、それは同性愛とは別だ、と考えたのだ。別に自分が変なのではなく、普通の人にもこういうことはあるんだ、と。

 だから、なんとか努力すれば、いつか彼女と恋人同士になれるのだと信じ込み、私は彼女に猛アタックを開始した。
 何度も手紙を書いたり、毎日、通学路で待ち伏せしたり、ストーカーまがいのことまでしていた。
 彼女にすれば迷惑だっただろうけれど、惚れたら猪突猛進型の私を止める手立てはなかった。
 だが、なかなか彼女は振り向いてはくれなかった。

 苛立った私は、そこで、ものすごい卑怯な手段に出た。
 彼女は、友達としては、私を好いてくれていた。それを利用したのだ。

「いつまでも私と恋人になる気が無いなら、友達もやめる。縁を切る」

 私はそう言った。
 それから、彼女は、時々だが、私が望むままにキスさせてくれたり、体を触らせてくれたりするようになった。放課後の教室や、私の部屋で、彼女と触れ合っている時、私はとても満ち足りた気持ちになった。彼女は、セックスまでさせてくれることはなかったが、私はそれでも満足だった。触れていれば幸せだった。

 男性の恋人と触れ合っている時とは違う、もっと濃厚な甘い感じだ。興奮も安らぎも、断然に強かった。だがそれは、なんとなく感じていた後ろめたさや罪悪感の、裏返しだったのかもしれない。

 結局、彼女とのそんな関係は長くは続かず、中学を卒業して別々の高校に進む頃には、友達としても疎遠になっていた。

 そこになって初めて、私は自分がバイで、普通の人とはちょっと違うということに気づいた。彼女との関係や、自分の感情を冷静に眺められるようになって、ようやく、自分が女性を愛せる人間だったのだとわかった。

 高校に入ったものの、なんだかつまらなくて、3ヶ月で中退し、私は水商売の世界に足を踏み入れた。そこである程度お金回りが良くなると、すぐさま新宿2丁目に飛んだ。
 今度は、最初からレズビアンの人と恋愛をしたい、と思ったのだ。

2004.02.06

大月はるか

バイセクシャル“はるか”



 

 

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